せどりは働き方改革やコロナショックによって人気の高まってきたネットビジネスです。
近くの店舗やネットショップから商品を仕入れて、Amazonなどで販売する事で利益を出すことができます。
手軽に始められそうだけど、昔からあるビジネスだし、飽和してレッドオーシャンになっているのではないかと気になりますよね。
時間やお金を使って始めたのに、稼げなくて撤退することになっては意味がありません。
そこで、こちらのページでは2020年現在もせどりは稼げるのかを現役プレイヤーの私HIROが解説していきます。
【せどりの現在】もう稼げない?
結論:2020年現在でもせどりで稼ぐことは可能です。
その理由は私自身が2013年からせどりを主な収入源として生計を立てているからです。
もちろん、ライバル状況が変わったり、プラットフォームの規約が変わったりしています。
ただ「問題なく稼げていますよ」といったところで、いろいろな疑問も出てくるかと思います。
このように感じるのも無理はありません。
私の主観も入りますが、実際にせどりを続けてみてどうなのかをお話していきます。
現在の状況1:せどりは飽和した?
近年副業の重要性が見直されたのと同時に、せどりの知名度が一気に上がりました。
その結果、参入する人も増えましたが、同時に撤退する人も多くいます。
なぜかというとせどりはシンプルですが、楽をして稼げるようになるようなビジネスではないからです。
作業量を大幅に減らせるAmazonせどりでも、初心者の方は特に仕入れに時間やリサーチ量をこなしていく必要があります。
この段階で「思っていたより大変」と感じてやめてしまう方が多いのですね。
こういった部分は2020年になった現在でも変わりません。
コツコツ粘り強く取り組める方であれば、せどりで昔も今も変わらず稼いでいけるでしょう。
現在の状況2:儲かる商品はなくなった?
- 複数の商品をセットにして販売する
- おまけでついている商品をバラで販売する
- お客様が欲しいと思うであろう商品を抱き合わせて販売する
このように上記のように単純な横流しだけではなく、付加価値をつけて販売するような販売ページも増えていますね。
コロナウィルスの影響を受けた店舗が、今後ネット販売に注力するようになり、価格差が縮まっていく可能性はあります。
単純に値引きされた商品だけを扱っていくような転売は行わず、専門性を高めたり付加価値をつけて販売するスキルを磨いていきましょう。
現在の状況3:販売サイトの締め付けが厳しくなった?
出品制限の許可を得るためには指定の書類を用意し、Amazonに提出することで解除されますが、初心者の方にとってはなかなかハードルが高いです。
しかし、だからといって今はせどりで稼げないということではありません。
国内メーカーは大手以外にも膨大にありますので、制限対象になっていない商品を選別して仕入れていくことで問題なくせどりはできます。
間違って商品を仕入れてしまうことの内容に、仕入れ時にAmazonに登録できるかをしっかり確認する癖をつけましょう。
番外編:せどらーの印象は悪くなった?
コロナウィルスのマスク買い占め問題によって、せどりに対するイメージが悪いものになりました。
TwitterやSNS、普段の会話の中でも「転売はやめてほしい」というような声も聞くようになりましたよね。
「商品を販売する店舗からの規制も厳しくなったんじゃないか」と考えるのは普通ですよね。
確かに大手のチェーン店等ではせどり対策にバーコードを隠したり、購入点数の制限をかけるところも増えてきました。
お店の人から注意される迷惑行為は以下のようなものがあります。
こういった店舗にとって迷惑行為といえる仕入れをしなければ、基本的には問題なく仕入れができます。
「仕入れをさせてもらっている」という姿勢でリサーチしていきましょう。
【まとめ】せどりは2020年現在でも稼げる
2020年現在、昔と比べてライバルの増加やプラットフォームの変化はありますが、柔軟に対応していくことでまだまだせどりで稼いでいくことができます。
しかし、今後はどのような変化があるか分かりません。
せどりに少しでも興味がある方は、すぐにできることから行動を起こしていきましょう。
また、せどりを始めても周りの変化にアンテナを張っていく事が大切です。
- お客さんの層は変わっていないのか
- 利用場所のルール変更はないか
- 仕入れ場所の変化はないか
変化の多い時代ですが、柔軟にスピード感を持って対応していきましょう。